事業計画書は補助金の「目的」に沿って作る!
野澤です。
小規模事業者持続化補助金に関わらず、
補助金を獲得するにあたって大切なのに
見落としがちなポイント
があります。
それは、
…
補助金の目的に沿った事業計画をたてること
です。
なぜなら、
…
各補助金の制度は
国が目的をもって予算建てしているから
もとはみなさんの税金ですから当たり前ですよね。
で、小規模事業者持続化補助金の場合の目的は
…
日本の企業の90%以上である
小規模事業者の売上アップ
そして、それに伴う経済の活性化です。
だから、持続化補助金では、
売上アップに出来るだけ
直結
するような事業計画が必要です。
…さらに、
補助金の要綱で補助対象事業(補助金の対象となる計画)
についてこう書いてあります。
本事業の完了後、
概ね1年以内に売上げにつながることが見込まれる事業活動
つまり、早期に売上アップするようなこと
をしなさいということです。
なので、
研究開発に時間がかかるような新商品作りや、
従業員のスキルアップが必要な新サービスの開発
技術の問題を解決するための計画
などは
いくらすばらしい事業計画であっても
採択されにくいと言えるでしょう。
逆に、
ターゲット層への広告宣伝を強化して、
新規顧客を増やして売上アップに繋げる。
新しい商品・サービスを作って、
購入頻度や売上単価をアップさせる。
今の商品・サービスをこれまでと違う市場で売るために
広告宣伝を行い売上アップに繋げる
というような計画は
審査員にとっても
売上アップをイメージしやすいと言えます。
実際に書くときも
「○○を行うことにより▲▲程度の売上アップを見込む」
という書き方は非常に有効ですよ~
また、
経営計画書の
1.企業概要
2.顧客ニーズと市場の動向にも
「売上」に関する事項を重点的に書くべきです。
例えば、
近隣に競合店ができて売上が減った
や
顧客ニーズの変化に対応できず売上が減った
など
で、そこで出てきた課題を解決するために
補助金を使う
というのは分かりやすいですよね。
以上のように、
小規模事業者持続化補助金は
販路開拓≒売上アップ
することを常に意識して
事業計画を作りましょう。
行政書士 野澤正太
【クリティカルシンキング】
その取組み(計画)は
どのように売上アップに繋がりますか?
なぜ売上アップに繋がりますか?
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